我われ民主・市民フォーラム京都市会議員団は、令和5年度の予算要望に、中学校給食についての考え方を示しました。
現在実施されている選択制の給食は「自由に選べる」という点で制度として一定の優位性はあると思います。
しかしながら、給食の選択率(喫食率)は4分の1程度に留まっている現状では、「少数派になりたくない」という思春期の生徒の感情もあり「自由に選ぶことが出来ない」のが現状と考えざるを得ません。
喫食率の大幅な向上を見込めないのであれば、生徒達が隔たりも何もなく穏やかに栄養のあるものを食べて欲しいという観点から、全員制の学校給食の実施を検討すべきと要望しました。
中学校給食をめぐっては様々な意見が飛び交っていますが、学校現場では何より児童・生徒に寄り添うことが大事だと考えます。
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